お世話になります。えびすい@ALPHAです。
地方の新卒理系学生を毎年迎え入れたり、その時々の新技術を営業品目にいち早く取り入れたりしていて、ぼくががんばってるなあと敬愛している社長さんが、どんな風にFacebookをビジネスに活用しているか語ってくれたのでまとめてみた。
あくまでビジネス目的として。
それ以外が目的の人には参考にならないので、その点ご承知おきを。
まず最初、「割り切り」
漠然と使っていたら、タイムラインは仕事のためになる情報からどうでもいい情報まで、雑多な情報が流れていっているだろう。
彼は、「飯」、「子ども」、「ジョギング」のみを投稿する人はざくざくと「非表示」にしていっている。
(注:各投稿の右上の印をクリックすると「投稿を非表示」や「フォローをやめる」などが選択できる)
ビジネスの情報収集が目的なので、これでタイムラインがだいぶすっきりする。
逆に、ビジネスに関する投稿やシェアをする人はそのまま。 特に興味の有る人や、興味の有る分野を投稿する人には「いいね」をする。
Facebookは、Messengerでやり取りした人や自分が「いいね」した人、シェアされた記事を熟読したら、その記事をシェアした人を優先的にタイムラインで表示するので、仕事モードのタイムラインになっていく。
おめでとうを投稿してくれる人にはアポを取る
怒濤の誕生日おめでとう投稿とそれに対する返信が面倒で誕生日を非公開にしている人がいるが、彼は誕生日を公開している。
おめでとうを言ってくれる人がビジネス的に何かつながりがありそうな人だと、ありがとうの返信とともにアポを取る。 自分になんらかの興味がある人だから、かなりの率で会ってくれる。
彼はFacebookで3,000人超とつながっている。
そのうちおめでとうと言ってくれる人は150〜300人位。
ただ、「誕生日おめでとう」投稿をルーチンワークにしている人も一定数いるそうだ。
「ありがとうございます。では、会いませんか?」は既読スルーにされることもしばしば。
返信しようとしてメッセンジャーでのやり取りをみたら、昨年も同じやり取りで終わっていた、というのもよくある「あるある」。
彼の投稿内容は
セミナー参加や、会社の事業にまつわるニュースやブログへのコメントとシェア、そして、内定や採用のタイミングなどなど。
こんな感じで続けていたら、月1、2件は仕事の相談や問い合せが飛び込んでくるそうな。
以前は社員との飲み会もアップしていたそうだが、最近は当日のアップは差し控え、後日アップして、いつ飲み会をしたかわからないようにしている。
かつて、社内飲み会に参加した社員が酔っぱらって、その夜、顧客先から預かっていた大事なものをなくしたことがあり、たまたま顧客がその投稿を目撃し、原因を押さえられてしまったということがあったので、以後控えている。
ただ唯一、大好きなラーメンの投稿だけは自分に許している。
たまには人のスレッドに参戦
知り合いが「いいね」した、自分の知り合い以外の人の投稿にも、役に立てそうな内容にはそのスレッドに書き込みする。
これで、数件、仕事に結びつけたことがある。
ただし
故郷の友達、古い友人知人の結婚、出産など、知っておきたかった近況はタイムラインに上がってこなくなる。
そこまで割り切れる人にのみオススメ。
以上。