お世話になります。戎井@ALPHAです。
宣伝なので何回も書きますが、ぼくは、
ミラサポ・専門家派遣に登録しています。
こちらに、何をするのか、申し込み方法はどうするのか書いています。
さて、ミラサポ・専門家に登録して2ヶ月あまり、とっても素敵なことが判明したので書き記しておきます。
そもそも、中小企業だけでなく個人事業主や創業予定者も無料で利用できるこの素晴らしい制度は、よろず支援拠点/地域プラットフォームといわれる地域ごとの中小企業振興公社や信用金庫などが運営している窓口に申し込みます。
よろず支援拠点とは
- 既存の支援機関では十分に解決できない経営相談に対する「総合的・先進的経営アドバイス」
- 事業者の課題に応じた適切な「チームの編成を通じた支援」
- 支援機関等との接点がなく相談先に悩む事業者に対する「的確な支援機関等の紹介」
といった役割を担います。
地域プラットフォーム 検索|ミラサポ 未来の企業★応援サイト
こちらから引用。
素晴らしいです。
そんな中、この2ヶ月の間にぼくの知人二人が、どうせえびすいに相談するんだったら専門家派遣制度を使おう、というので手続きをしていただきました。
そして、手続きをお願いする窓口の対応に感銘を受けたのでご紹介します。
窓口の対応
二人が出くわした対応です。(二人分ごっちゃにしています)
- 東京都中小企業診断士協会城東支部 →サイトからのメッセージに返信無く、電話しても出ない
- 東京都よろず支援拠点に連絡 →担当者不在の為連絡つかず
- なので事務局(パソナが受託)に相談 →東京都よろず支援拠点に連絡せよと言われる!?
- 東京商工会議所 →商工会議所が実施するエキスパートバンクを利用してと言われる
- 西京信用金庫 →口座を持っていないと利用できないと言われる
さすが、中小企業庁さん、まさしく地域のワンストップ窓口ですね。
たぶん、英語の「ワンストップ」って日本語で「2、3ヶ所のたらい回し」という意味なんですよ、きっと。
さらに、よろず支援とはよく言ったものです。
たぶん、よろずって漢字で書くと「無」なんでしょう。禅の思想とかに通じるんじゃないですかね。
感動で唇の端っこがぴくぴくとうち震えます。
注1:ミラサポの専門家派遣事務局は民間の人材派遣会社パソナさんが委託されて運営しています。
注2:これを読んで、たまたまタイミングが悪くてそうなってしまったんだ、という当事者の方、またはウチだったらまともに対応してるよという関係者の方がいらっしゃいましたら小職まで直接メッセージください。訂正・加筆させていただき、きちんと対応していただける窓口としてお付き合いさせていただきたいです。
人気の施策のようなんですが
こんな風におっしゃっている方もいて、よくわからないですね。 この方、知る人ぞ知る「カレーの大原屋」・尾沢さんという方です。あちこち指導にまわられて活躍している方のようですね。
この制度が開始されて、既に数年経っていますが 私、尾沢も年間を通して全国企業様から数多くの依頼をいただき、個別指導にお邪魔しております。
(略)
ちなみに昨年(注:2015年)は11月の段階で派遣予算が終了してしまった人気の制度です。
ご検討中の方はお早めに、申請する事をお勧めします。
長野、名古屋、岐阜をはじめ全国でミラサポ専門家派遣対応 - 尾沢あきら.com
こんなことを指摘されている方もいらっしゃいました。
上場企業・サイボウズ青野社長のブログから。3年前の記事ですが、できれば読んで欲しいです。
余談ですがJ-SaaS、だれか総括してよって思います。
コンソーシアムにサイボウズさんが参加されていたら、この記事は存在しなかったのかもしれませんが。
予算は「48 億円」程度であると推測。
株式会社電通を幹事企業とする7社(他、公益財団法人日本生産性本部、全国地方新聞社連合会、株式会社パソナ、トランスコスモス株式会社、株式会社電通国際情報サービス、株式会社電通イーマーケティングワン)のコンソーシアムが受注。
「ミラサポ」は第二の「J-SaaS」か? - 自称イクメン社長 サイボウズ青野のブログ
なんかよからぬ妄想を抱いてしまいますが、中小企業庁の予算をお仲間内でグルグル循環させて消化されていないことを切に願っております。
まとめ
主張したいことは3つ。
- ウチは専門家派遣依頼に対してちゃんと対応してまっせという支援拠点の方連絡ください!
- ミラサポの専門家派遣は、個人事業主、創業予定者でも申し込み可、無料。自分で選んだ専門家を呼べます。
- 中小企業振興公社のエキスパートバンクは有料。東京商工会議所のエキスパートバンクは、会社の規模に制約あり、専門家を自分で選べません。
以上。