お世話になります。えびすい@ALPHAです。
寡聞にして自撮ラーとして有名なりょかちさんを知らなかったのですが、この記事を誰かがシェアしていたので、りょかちさんと最近彼女がだした本「インカメ越しのネット世界」を知ったわけです。
結局おっさんはおっさんでしかないので、若い人がどんな風にネット世界を見ているかというのは若い人に聞くしかない。
聞く機会が無ければ、こういう本を読むしかない。
まさしく「深いマーケ本」です。
若い人越しに傍観するしかないので、20歳越しって書いたけど、りょかちさんぼくより23歳年下っぽいので、正確には「23歳越し」ですな。
さて、いくつかふ〜んとかへ〜とか思ったところを紹介しますね。
世代を超えて共感できるインターネット
インターネットはまだまだ「新しくて難しいもの」扱いだけど、意外とその歴史は長い。 初期のWebサイトやインターネット上のコミュニティでの青春を語れる人たちはもう30才を超えたおじさんになっているのだ。
これが書かれている章の主旨は見出しにあげたとおり「世代を超えて共感できるインターネット」なのですが、ネットに慣れ親しんだ今年47歳・おっさんのぼくは「30才を超えたおじさん」という記述に戦慄するしかないです。
40才を超えたおっさんが語れるのはインターネット上ではなくて、パソコン通信上のコミュニティでの青春ですからね。それも20才超えてからだろうしね。
JKのTwitterサブアカウント数の話
多い子になると15以上のTwitterアカウントを持っている子もいる。趣味垢と呼ばれる趣味について語るだけのアカウントや勉強垢といった、なにかしらの目標を立てて実行していくためのアカウント、中学生の時の友達、高校生の時の友達・・・(後略)
インターネットが広まる以前も、人はそれぞれ属するコミュニティごとに振る舞いを変えたりしていたと思うので、冷静に考えるとSNSではそうなるよねと理解できるのだけど、改めて文章で読むと新鮮ですね。
「複数の自分を運営することを楽しんでいこう」とまとめられています。
2ちゃんねるネイティブ
後半は、はあちゅうさんとの対談です。
ちなみに、はあちゅうさんとは、こちら。
こちらは、りょかちさんの方の発言です。
私は小学校の時にパソコンを親からもらって、ジャニオタだったので2ちゃんねるの芸能系スレをずっと見ていましたね。あと、作家さんが好きだったので、吉本ばななさんの日記が毎日更新されるのを、楽しみに見ていたり。
今の若い人たちがデジタルネイティブなのは十分承知しています。
そりゃ当然、中には「2ちゃんねるネイティブ」もいますよね。
なんかもう、なんていっていいかわからなくてみぞみぞする。
最後に、はあちゅうさんとりょかちさんのこんなやりとりをあげておきます。
はあちゅう なんかWi-Fiがないと・・・。
りょかち 生きてる心地がしない、あんまり。
「Wi-Fiがないと・・・、生きてる心地がしない、あんまり。」ってなんかどっかで使えそう。
メモっとこう。
以上。
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