えびすい@ALPHA公式ブログ

Googleマイビジネス&Webマーケティングと高田馬場に関して綴る雑記ブログです。

読書感想文:「オーバーペイントRe:PAINT」猪原賽・原作、横島一・漫画



お世話になります。えびすい@ALPHAです。

漫画原作者の猪原さんが「NewsACT」というブログをされていて、ウチではそれに乗っかる形でiPhone向け「NewsACT」アプリをリリースさせていただいてます。

本家ブログは昨年末に月間70万PVいったとかで、もうプロブロガーですね。

その猪原さんが昨年末に「オーバーペイントRe:PAINT」をkindle版で出版されたので読んでみました。
「オーバーペイントRe:PAINT」の下敷きとなる「オーバーペイント」が2011年ヤングキングに掲載されていたそうで、それが下敷きになっています。

今までも猪原さんの作品はボツボツと読ませていただいてますが、「オーバーペイントRe:PAINT」、すぐ買ってすぐ読みました。
タイトルがなんか響きが良くて、なおかつkindleからの本人直接出版で破格(の値段)なので。


グラフィティが題材になっているので、伊坂幸太郎好きのぼくは「重力ピエロ」をすぐに思い出しました。


↑「春が二階から落ちてきた。」っつう書き出し、大好きです。

そして、2015年5月に出た任天堂の「スプラトゥーン」とか。
(そういうことなんかなぁと勝手に読む前に想像したりして。どういうことなんかよくわからんけど。)

↓そしてこういうのをグラフィティっていう
アメリカ村の落書き




そういうイメージと重ねつつ読み始めたのですが、元となった「オーバーペイント」を含め、いい意味で、あっという間に読めました。

たぶん、本好きもしくは漫画好きの人ならわかるであろう、「読んでること」、「ページを繰っていること」を忘れて読み進めている感覚。

筋書きはシンプルなんだけど、テンポ良く楽しめる感覚。もっとこのドライブ感が続いて欲しいと思う感覚。

この世界観で、長編を読んでみたいと思った作品でした。