お世話になります。えびすい@ALPHAです。
わかる人にはわかる、アイキャッチ画像。
今般の騒動を予言していたかのような画像。
それはさておき、
「WELQ」などDeNA子会社のキュレーションサイトが相次いで事実上閉鎖に追い込まれたDeNA/WELQ問題、本編以外の出来事も面白いから、記念にメモっとこうという趣旨です。
散発的に起こった関連問題、記憶から散逸しないうちにまとめときます。
それだけです。
DeNA/WELQ問題はまずこちらから
「WELQ」と「iemo」、「Find Travel」、「cuta」、「UpIn」、「CAFY」、「JOOY」「GOIN」、「PUUL」の9サイトをまず非公開化し、最終的には「MERY」も記事を非公開化した一連の騒動。
そして水面下でヨッピー氏が
サイバーエージェントが運営する「Spotlight」に対して記事をパクんなよ、と闘っていた。
パクリ問題、賠償の決着はついていないものの、「Spotlight」「by.S」で一部記事が非公開化。
サイバーエージェントの担当者によると、運営する「Spotlight」「by.S」でもWELQの件を受けてあらためて掲載中の記事を精査。もともと「Spotlight」には約10万件の記事がありましたが、その中で今回非公開になったのはおよそ数千件。「by.S」に関しても約3万5000件あった記事に対し、数パーセントにあたる記事が非公開となっているとのこと。
ただ、勢い余ってCygamesの「シャドウバース」にも石を投げたら、それは違うとブーメラン。
そんな折、netgeekは執拗に村田マリ氏へ個人攻撃
しきりに、早稲田大学第二文学部は早稲田大学文学部ではない、学歴詐称と主張。
問題の本質の外縁で、やいのやいのやってはる。
なんでそうなるかというと、自分たちもパクリメディアだから。
これに関して本質的な批判や問題提起をやっちゃうと「おまいうな」ってなるからね。
たとえばこいつら、他人がTwitterに投稿している画像をあたかも自分たちの画像見たくじぶんちのサーバーにアップして、元の投稿へのリンクはURLを文字として載せているだけ、リンクを貼っていない(クリックしてもジャンプしない)。
引用だからと言うんだろうけど、ちょっとひどいやり方だよね。
そしてCNETはGigazineにご立腹
DeNAを責めている記事中で自らがCNET Japanの写真を盗用するとはすばらしい。魚拓できない仕様、Archive.isでは当該写真のみ保存できない仕様とはさすが。正式抗議&対処を求めてから4時間以上経ちましたが何の反応もないとは感服。
— Takashi Betsui|別井貴志 (@betsui) December 9, 2016
許しませんから。#gigazine pic.twitter.com/VjKBkdf9lx
DeNAを糾弾しているおまえらが画像をパクっとるやないかとツイート。
こちらがCNETの元々の画像を掲載していた過去記事。
japan.cnet.com
こちらが画像パクっとるやんと言われたGigazineの記事。
gigazine.net
リクルート界隈でも煙が…
そもそものWELQ問題を取り上げた方々のお一人、朽木誠一郎氏が著作権問題に関して専門家に丁寧にインタビューし、リクルートが運営するサイトの記事としてアップしたのがこちらです。
hrnabi.com
ですが、そのサイトを運営しているリクルート、所有する他のサイトで著作権侵害の疑い。
www.landerblue.co.jp
そして、サービスの非公開化。
朽木氏視点だと、なんとも壮大なブーメランが返ってきた格好に。
朽木氏は悪くないんだけど、シコを踏んだら土俵が盛大に割れちゃったような感じっすかね。
けんすう氏が立ち上げたサイトまでも
インターネット掲示板、CGM(カスタマージェネレイテッドメディア)といえば、けんすう氏。
いつもがんばっています。
リクルート出身であることも有名です。
その彼が立ち上げ、KDDIに買収された百科事典サイトnanapiも一部記事の非公開化を12月9日に発表。
医療関係の記事を中心に一部の記事を非公開としたうえで、今後、記事の根拠や正確性が十分であると、改めて判断出来たものから順次公開していく予定です。
nanapi.jp
けんすう氏、12月9日までは1日に2,3件は必ずツイートしているのに、それ以降はペースダウン。
こういうときにこそ、彼の見解が聞きたいのに。
twitter.com
↓12月16日追記。
と、粛々とサイトの記事を確認をしていると思いきや…。
nanapi編集部からの詫び状
ほんとなら、完全パクリじゃないですか。
■お詫び
上記の経緯のとおり、LiRuからnanapiへ記事を再掲載する際、著者表示をライター様とすべきところ、「nanapi編集部」の表示のままで掲載しておりました。
また、「nanapi編集部」と表示した記事の発見後、記事の削除対応が十分ではありませんでした。
このたびは、nanapiの運用上のミスによりご迷惑をおかけいたしましたことをあらためて深くお詫び申し上げます。速やかに同様の記事がないか確認し、正しい著者表示への修正など対応いたします。[2016年12月15日19:30追記] 著者情報の表示が適切ではなかった記事は、18件ございました。
現在は、正しい著者情報の表示に修正いたしました。
nanapi.jp
って、パクリ(著作権侵害)を認めているじゃないですか。
ごめんなさいとお詫びして、修正したやん、ちゃんちゃん。
って空気が漂ってきますが。
侵害された人が請求してこないとタカをくくっているんですかねえ。
その頃クラウドワークスさんは
こういった報道もありました。
japan.cnet.com
件のクラウドソーシングの雄、クラウドワークス社代表の吉田浩一郎氏のTwitterは平常運転。
Yoshida@クラウドワークス (@yoshidaCW) | Twitter
近しい話題としては、12月8日にこのニュースをリツイートされてました。
[日本経済新聞]
— 日経 Top (@nikkei_top) December 8, 2016
クラウドワークス、受注者が依頼側を評価 著作権侵害防ぐ https://t.co/06BBxYHzIX
意味深なのか、意味浅なのか…。
パクリ問題異聞 クマムシ博士の孤独な戦い
まずは、1つ目の戦い、VSハフポ(ハフィントンポスト)。
ブログで抗議を公開したら対応する、という。
カッコ悪いメディアだね。
朝日の血が脈々と受け継がれている。
こちら(注 クマムシ博士)が転載を許可していないハフポの記事の削除を求めたら、ハフポ側から「それはできん」、私「アーレー」。
horikawad.hatenadiary.com
そして、2つ目の戦い、VS LINE。
クマムシの写真をNAVERまとめが無断転載。
抗議しても削除されない。
そんな中、LINEの執行役員田端信太郎氏は、上記朽木氏の著作権に関する記事にたいして
このレベルは基本知識。
と豪語。 クマムシ博士の怒りの業火に油を注ぐ。
このレベルは基本知識。>キュレーションメディアの著作権問題、どこから権利侵害? 弁護士に聞く | HRナビ by リクルート https://t.co/XKKPe7Uukv
— 田端 信太郎 (@tabbata) December 9, 2016
このクマムシ博士の文章、ラップ調で韻を踏んでるんすよ。
ぜひ、ご一読を!
最後に
あまりにもいろいろなことがネット上で次々と起こったので、メモっときます。
それだけです。
他意はありません。
以上、よろしくお願い申し上げます。