えびすい@ALPHA公式ブログ

Googleマイビジネス&Webマーケティングと高田馬場に関して綴る雑記ブログです。

また懲りずに「選挙!」アプリを作っています。

いま、アプリの仕込みをしています。

 選挙!統一地方選2015春


昨年、「選挙!」っていう参院選の候補者名鑑アプリを出しました。
※現在は「参議院まとめアプリ」に改名。 
 
来年は、統一地方選挙が4月にあるので、アプリ「選挙!統一地方選2015春」をリリースすべく、ぼちぼちと作業をしています。

で、なんでこんな分野のアプリを作るのかっていうことを書いてみました。


↓こんな動機です。


  • 政治、行政の方面はまだまだシステム化が遅れている(ように見える)。
  • だけど、そっちの方面に目を向けているベンチャーやSIerは、まだまだ少ない。(あんまりお金のにおいがしないから参入しないのかも)
  • アメリカのAppStoreでは、選挙や政治、投票に関してのアプリがたくさんある。(制度や気質の違いがあるからだと思うが、日本でももうちょっと盛り上がるんじゃないか)

では、なんで名鑑アプリなのか。

「選挙!」アプリでは、都道府県議会や、市区町村議会単位で、議員のブログやFacebookやTwitterへの書き込みに、できるだけ最小の画面遷移で辿りつけるようにしています。

FacebookやTwitter単独だと、「いいね」やフォローしてる議員の発信はTLに流れてくるけど、それは、応援したい、好きな議員なわけです。
 
それだけではなくて、同じ選挙区の他の議員の発信にも普段から簡単に触れて、選挙の時の支持、不支持の判断に役立てられればと思っています。

なので、能動的に○×党支持しています、や、○○議員を応援します、という方よりかは、地元の議会がどんな課題を持ち、どんな人たちが議員をしていて、日々どんな活動をしてるのか興味のある方を想定しています。

そして、活動を発信されている議員がだれかわかるだけでなく、どの議員が情報発信していないかもわかります。ITリテラシーも類推できるかもですね。

わざわざ検索したりして調べるまでの気力はないけど、アプリをダウンロードしておけば、タップするだけで地元の地方議会議員の発信が知れる、アプリを提供しようと思っています。


で、余談です。


現在、地方政治家の情報収集をしています。

システム化が遅れている、と書きましたが、「へぇ~」と思うことにパラパラと遭遇します。

たとえば、
都道府県議会の議員さんを整理して表示するうえで、選挙区の情報が必要です。

それで、総務省のサイトに一覧があるんやろと、
最悪、PDFくらいはあるんやろと、軽く考えていたのですが、、、無いんですね。

日本の都道府県議会すべての選挙区を一覧で公開しているところはなかったです。

それぞれの都道府県議会か、もしくは都道府県の選挙管理委員会毎に公開しています。

なので、47回繰り返し検索し(てもらい)ました。

そして、別々に公開していても、
なにかしら統一フォーマットで公開しているのかと思いきや、
まったくバラバラです。

テーブルで一覧にして表示しているのは、まだいいほうです。


埼玉県!!


それと、一見の価値があるのは、埼玉県議会議員の選挙区http://www.pref.saitama.lg.jp/page/kengi-map.html)。
 
東西南北の付け方・分け方がちょっと気持ち悪いです。
 
ずっと埼玉に住んでいる人は、都道府県議会の選挙区名はこういうもんだと思っているかもしれませんね。

だけど、一瞥で「ややこし!」っと思わせるのは埼玉県だけです。

当事者以外にはどの地域を指しているのか想像できない選挙区名を命名しているのは埼玉県だけでした。



都道府県議会・選挙区一覧ファイルを差し上げます


ということで、どれだけ需要があるかわかりませんが、
作業の副産物として出来上がった、都道府県議会・選挙区一覧ファイルを置いておきます。
 
地方公共団体コードと紐づけてあるので、なにかと応用は効くだろうと思います。


都道府県議会・選挙区一覧excelファイル(Gikai-Senkyoku-Itiran.xlsx )

※7月末に収集したデータです。以後、更新があるかもしれませんし、そもそも収集時に入力ミス等している可能性もありますので、ご利用の際はそのあたりご留意の上、自己責任でお願いします。