えびすい@ALPHA公式ブログ

Googleマイビジネス&Webマーケティングと高田馬場に関して綴る雑記ブログです。

はじめてスマホアプリをリリースする人の為の、絶対に実装しておくべき5つの小技

はじめてアプリを作って、さあ申請!って方、ちょっと待ってください。
絶対に実装しておくべきとは大げさかもしれませんが、アプリ開発を生業としている人がかならず実装している機能があります。
せっかく作ったアプリをより多くのユーザーに知ってもらうために、少なくとも、以下で紹介する1、2、3は実装することをオススメします。工数もそんなにかからず、かならず効果のある小技です。

1.SNSへの連携を実装する


面白いアプリや便利なアプリを見つければ、友人知人に教えてあげたいと思うのが人の常。「これいいな、教えてあげたい」って思う瞬間に最小限の手間で伝えられる機能を実装しておきます。

メールはもちろん、面倒がらずにFacebook、LINE、Twitterへも投稿できるようにしておきましょう。
リアルの「営業」と同じで、人からの紹介・口コミはDL数を増やす強力なサポートになります。

実装する際は、BitlyのAPIなどを利用して短縮URLを貼り付けるようにしましょう。Twitterへの投稿は、ハッシュタグを付けておくと、どれだけツイートされているか見るのに便利です。

配置する場所は、カジュアルゲームだと1ゲーム終わったあとの結果表示の画面、読み物系だと記事を読み終える、スクロールの一番最後とか。「これ、面白かった(よかった)」って思う瞬間に添えておくのがベストだと思います。
送り方は、APIが公開されていますので、それぞれのSNSのサイトで確認してください。

絶対に読んではいけない怖い話」からキャプってきました。こんな感じです。

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2.通知機能を実装する


iPhoneアプリのApp Storeでのランキングは、今年に入って、DL数の他にDAU(Daily Active Users ;1日あたりのアクティブユーザー数)も重視するようになったようです。なので、通知機能を使ってユーザーにアプリの起動を促すのは、ランキング対策にも効果的です。
また、広告収入モデルのアプリにおいて起動回数のアップは、広告への接触時間を増やす意味でも重要です。

実装するとして、実装する前に考えっておかなきゃならないのは次の二点です。

⑴ Push NortificationかLocal Nortification 、どちらにするか。
上記はiOSでの言い回しです。通知にも2種類あります。
Pushのほうは、外部から任意のタイミングで通知を送ることができます。ただし、通知するためにはサーバーを用意し、サーバーサイドの仕組みも必要になります。自前で用意するか、もしくは通知サーバーを提供しているサービスを利用することになります。
Localのほうは、あらかじめアプリに仕込んでおくだけです。

⑵ 何について、どのタイミングで通知するか。
Localのほうは、通知するタイミングや内容はあらかじめプログラミングしておかなければなりません。毎日同じ時間に同じ内容が通知されればすぐにユーザーにシカトされてしまいます。
Pushのほうは、任意のタイミングで任意の内容で通知できますが、ある程度運用ルールを考えておいたほうがいいですね。そして、それを続けられる工数を割けるかどうかも考えておかないと、せっかく実装しても宝の持ち腐れになってしまいます。

こちらも「絶対に読んではいけない怖い話」からキャプってきました。

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3.起動時に、レビュー依頼のダイアログを表示する


評価の「★」や好意的なレビューをしてもらうのに必須の機能です。
特に対策をしないでいると、運悪くたまたまバグに遭遇してしまったユーザーや、通信環境がよくなくて十分にアプリの機能を享受できなかったユーザーの「この糞アプリ!」といったレビューだけが積み上がっていってしまいます。
それと反対に、アプリを気に入って使ってくれているユーザーは、なかなか自分からレビューを書き込みに行きません。
そこで、このダイアログを仕込んでおきます。ただし、これも毎回表示させればウザがられます。
複数回起動しているユーザー=アプリを気に入ってくれているユーザーということで、3回目の起動時のみに表示する、5回目の起動時のみに表示する、という風に設定しておきます。もちろん、これを見たすべてのユーザーすべてが評価してくれるわけではないですが、よっぽどひどいアプリでないかぎり、少しづつ酷いレビューの数を上回っていくはずです。

こちらは、「選挙!~2013年夏・参議院選挙~」からキャプってきました。

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4.起動時に、他のアプリを紹介するダイアログを表示する


いずれは、2本目、3本目のアプリを公開する時がくると思います。
ある程度ユーザーをつかんでいるアプリがあるなら、それを利用しない手はありません。そのアプリを使ってくれているユーザーは、同じデベロッパーから新たにアプリが出たら、少しは期待するでしょうし、そのデベロッパーが紹介するアプリに興味を持ってくれるかもしれません。
この起動時のダイアログを利用して、別のアプリを紹介するのです。
それと、アプリを開発しはじめると、同様なアプリデベロッパーの知人・友人が増えると思います。この紹介枠をその友人・知人が新たに出したアプリの紹介に使ってあげてください。
これも、毎回起動時に表示するのではなく、紹介したいアプリを紹介したいタイミング(日時)に表示するように、あらかじめサーバーにXMLファイルをセットしておいて、起動時にそのファイルを確認するような仕様にしておきます。

こちら「発掘! 柿ピーナッツ!」からキャプってきました。「見に行く」をタップするとApp Storeの「無限ケーキタワー」の画面に切り替わります。

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5.オススメアプリを紹介するメニューやスペースをつくる


AdCropsAppCなど、CPI(Cost Per Install)広告の枠を実装しておくにしても、それとともに自分が出しているアプリを紹介する枠を確保しておくことをオススメします。最初は紹介するアプリがないかもしれません。なので、最初はCPI広告のみで場所を確保しておき、将来自分が新しいアプリを出した時、その確保した枠内にそのアプリを出せるように実装しておきましょう。

こちら「コーラにメントス!」からキャプってきました。「ほかのあぷり」をタップするとご覧のように、同じデベロッパーからでているアプリの一覧が表示されます。

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まとめ


ヒットアプリは、大抵これら機能の実装をしていますので、通知機能やレビュー依頼のダイアログは、どれくらいの頻度で表示されるのかチェックするのもいいと思います。あんまり頻繁すぎると、ユーザーにウザがられますので、ほどほどを見極めてくださいね。