えびすい@スマホアプリ開発のALPHAです。

アプリ開発会社をしてます。アプリ制作+メディア運営で喰っていきたいと思いつつ関係有る事無い事を書いていきます。

ハロワからの応募電話「戸籍上は男だけど…」と言われてどうしろと。


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ハローワーク、通称ハロワに求人を出している。

1回出したら、3ヶ月に1回更新依頼のファックスを送るだけで、ずーっと無料で求人票を出しておけるから。


ハロワでは、職を探している人がパソコンで求人票を検索し、応募したい会社があればプリントアウトする。
そして、カウンターの係りの人に渡して、まだ募集しているかどうかを電話確認してもらうシステムだ。

で、最近あったこと。

ハローワーク〇〇(とある地名)から応募確認の電話があった。

もちろん求職者本人からではなく、求職者をカウンター越しに応対しているハロワの係りの人から。

大概は、募集していることを確認したら、それで終わりなのだが、このときは違った。


「戸籍上は男だけど、格好は女性で云々…」


後半はよく聞き取れなかった。

というか、いつものルーチンではない新しい台詞が唐突に発せられたので、言葉は聞き取れたのだが、理解ができなかった。

ようするに、性別が見た目と違うから、応募しても面接時にそれが理由で断られるので、そういう事情でも良いかどうかの確認だった。


まず、なぜか最初頭に浮かんだのがモデルの佐藤かよ、


Re-born (講談社 MOOK)
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そしてマツコデラックスやら、


SWITCH Vol.34 No.5 マツコ・デラックス
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はるな愛やら


I・U・YO・NE~
I・U・YO・NE~



なんかその業界の人たちが続々と浮かんできた。

戸籍上は男でも、ニューハーフ、ゲイ、オネエ、オカマ、女装家、いろいろあるし、それぞれ微妙に違うんだろうなあ。

その次に思ったのは、基本的に、きちんとアプリ開発ができる、もしくはアプリ開発ができるようになりたい人だったら別に構わないしなあということ。

そもそも、その業界人でなくとも、男みたいに見える女もいるし、女みたいに見える男もいるし。

一瞬でそんなことが頭をよぎり、そのあと、なんでわざわざそういうことをハロワの人は聞くのかというところに思いが至った。

もしや、いま、ハロワの係りの人の前にはセーラー服を着たおっさんがいるのかも、もしくはそんな次元のいでたちの人が、いる!?

今思うと馬鹿なんだが、そういうことなんですかと聞き返してしまった。
そんなこと聞いたところで、どうしようもないやん。






最終的には、「戸籍上は男だけど…」をハロワからの電話で言われたってこまりますやん、わかりませんやん、応募するなら応募してください、というふうなやりとりで電話を終えたと思う。

そしてその後も、そのやりとりの違和感が残ったのだけど、違和感の理由に思いあたった。

基本的に、求人は年齢や性別を限定した募集はできないのだ。
だから、ハロワの人がそれを言ってはダメなんじゃないの、ということ。

求人票を出している会社に応募があった時、「男性だけどいいですか?」とか「女性だけどいいですか?」とハロワの人が確認するのは基本NGだ。

だから、「戸籍上は男で、実際は女性だけどいいですか?」とか「戸籍上は女で、実際は男性だけどいいですか?」と確認するものNGだろう。

あれ!?
就職において男女差別をしてはいけない、ってのは法的に根拠あるけど、LGBT差別に関しての法的根拠はまだか。

でも、大抵のまっとうな会社は「公正な採用選考」をしているはずだから、戸籍上の性別なんて確認しようがない。いや、確認してはいけない。

通常の履歴書には性別欄はないし、本人確認があっても、運転免許証には性別欄はない。
見かけが男で男っぽい服装だったら、それを信じるしかない。

逆も然り。

www2.mhlw.go.jp

ただ、求職者の方はそのことで無駄足や無駄な時間にならないように、ハロワの係りに人に相談している。

そうしたら、ハロワの係りの人は募集中かどうかの確認のときに、一緒に確認するしかないよな…。

あの電話があったとき、ハロワの係りの人はどう言ったらよかったんだろう。


結局その人は応募してこなかった。


そして、ぼくはどう答えたらよかったんだろうって、ときおり思いだす。





ちなみにこれは、業界人、クリス松村さんが書いた本。

「誰にも書けない」アイドル論 (小学館新書 213)

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